ユーファイにも使えるハーブサウナテントの設置方法

ハーブテント設置と手入れ方法

 


① 木製の傘を広げる
傘を床に真っすぐ立てた状態でゆっくりと押し下げます。片手だと力が足りない場合は両手で押してください。一気に強く押すと壊れる場合がありますのでご注意ください。

 


② ストッパーでロックする
ストッパーのピンを通す穴が見えるまで押し下げ、ピンで指を傷つけないように注意しながらピンを通します。

 

 

 
 


③ テント本体に傘を通す
広げた傘をテント本体の内側に入れてテント中心の穴に柄を通し、ピンの半分が上に出るように通します。(木製の取っ手の部分を先に通してください)

 


④ テントと傘を重ねる
その後ピンの残りの半分を通します。

 

 

 

 
 


⑤ テント上部と傘がずれている場合
傘をテントの中から通した後にテントと傘がズレてないか確認する。写真のように傘の骨部分(青〇)とテント上部の縫い目(赤○)がずれていたら修正します。

 


⑥ ズレを修正する
傘を少しずつ回転させて修正して行きます。写真のように傘の骨部分とテントの縫い目が揃ったら修正完了です。

 
 


⑦ テントの高さ調整
写真のように基本はテント下部をおよそ10㎝、もしくはそれ以上床につけた状態で使用します。ちょうどよい高さになるように付属のヒモを使うなどして吊るすヒモの長さを予め調整しておいてください。テントを床から浮かして使用すると外から冷気が入り充分温まりません。

 


⑧ テントを吊るす
高さ調整が済んだらテントを吊るしてください。テント自体は約3㎏ほどですが、安全のため10㎏程度の重さに耐えれるように吊るしてください。
付属のネジフック(左写真)を使用する場合はしっかりと固定できる木材や天井などに取り付けてください。柔らかい素材の天井などでは抜け落ちる場合があり危険です。

 

 

使用する電気ナベについて

 

電気式のグリル鍋が最も適しています。ハーブサウナ専用のナベはありませんので、調理用の物などを流用するのが一般的です。すき焼き用、天ぷら用フライヤー等が適していますが、底が浅いと吹きこぼれの原因となりますので、深さ7cm程度は最低必要です。消費電力は1400ワット以上ないとテント内が充分温まらない場合があります。同じ消費電力でも海外製より日本の大手メーカー製の方がより温まり壊れにくいようです。IHヒーターに専用ナベの組合せでも使用はできますが、振動音が大きいタイプはサウナ中のリラックス効果を半減させてしまいます。
★おススメ例:タイガーグリル鍋 3.5L CQE-B200-TH

 


1袋全部をそのまま入れた状態

 1袋の3分の1を小分け袋に入れて使用

<写真の鍋は深さ約7㎝タイ製のすき焼き用鍋>

サウナ用ハーブを使用する場合は一回につき、1袋の3分の1~全部を使用します。好みや予算に応じて量を調節してください。別売りのコットン袋を使用する場合は1袋の2分の1~3分の1を入れて使用しますが、入れすぎると色や香りが充分出て来ません。

 

使用するイスについて

 

 使用するイスは座るところに隙間があって下からの蒸気をさえぎらない構造で下に鍋を置けるスペースが必要です。材質は特にNGはありませんが、長期間蒸気があたっても錆びたりカビが生えにくいタイプがおススメです。一番よく使われるタイプはガーデンチェアなどの木製のイスでカビが生えにくいようにコーティングされているタイプです。

 

床の防水対策

 

テントを設置する床は通常はタイルやフロアリングが適していますが、床の汚れや水漏れ対策として防水シートなどの上にタオル等を敷いておくと便利です。畳の部屋でもしっかりと防水対策をすれば使用できます。

 

テントのお手入れについて

 
使用後は要乾燥

使用後はカビ対策のためにテント入り口を開けるなどして内部を乾燥させることが必要です。特に夏場や梅雨の季節はこまめに乾燥させてください。


テント本体の手入れは?

傘は洗うことはできません。テント本体は洗うことはできますが中性洗剤などで手洗いをするか、洗濯槽に漬けておいてから一番弱い水流で1~2分洗ってください。脱水は手で軽く絞るか、脱水機に30秒ほどかけてから陰干ししてください。1分以上脱水機を使うとシワになり乾燥してもシワが取れにくくなる場合があります。乾燥機やアイロンの使用は大きく縮む場合があります。
★テント本体は洗濯後縮んでもいいように予め外布のコットン生地を内布より5~10㎝ほど長く設計しています。
★ポリエステル内布は薄い素材のため、強く引っ張ったり洗濯機で強い水流で洗ったりすると縫い目が裂ける場合がありますのでご注意ください。


ハーブの色付き

サウナに使用するハーブにはウコン類が含まれるため、テント生地に付いた場合は黄色く着色する場合がありますが、これは天然ハーブを使用する以上防ぐことはできず洗濯しても完全には落ちませんので予めご了承ください。営業でサウナテントを使用される場合は衛生管理の一環として、除菌スプレー等で身体に害の無いものを定期的に使用してください。

 

サウナでより温まるためのアドバイス

 
足元が寒い場合

寒い季節にテント内で足元が冷たく感じる原因はテント下端と床の隙間から入ってくる外気です。寒い季節に部屋内の暖房が十分効いていない時に発生します。暖房はエアコンよりファンヒーターなどで足元に温風を送るタイプの方が効果があります。また、高さ10㎝ほどの足台をテント内に置いて使用すると体感温度は上ります。

 

テント内温度をさらに上げたい場合

テント上部(傘の上側)を傘の柄を中心にぐるりと布やタオルで覆ってください。テント上部は蒸気が抜けやすいので布で覆うことで抜ける蒸気を防ぐことができます。
また、テントに入る前に足湯で膝から下を温めてから入ると身体全体が温まりやすくなります。

 
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